梳かれすぎた髪のなるべく長さを残しながらの対処、解決法 あまり切らずにスカスカの髪をまとめるには

さて今回はLINEから梳かれすぎてしまったお客様

LINEで事前に状態を画像でみせていただいてもなかなかひどい状態で

見返されたときにまたやな気持ちにもなるのでLINEでの画像は割愛しますが

来店されるときも

結ばないと外に出なくないくらいの気持ちが

辛そうで(泣)

髪の状態を実際に見てみる

ご来店されてまずは髪の状態をチェックします。

全体に根元1~2cmの部分からセニングが入っていて

毛先に関してはこの状態です。

トップの方まで根元からがっさり梳かれている状態。

いたるところに短い根元から梳いた毛が…

本当に全体に入っているので結んでも立ち上がる毛が出てしまいます。

長さをあまり切らすに解決する方法とは

根元から梳かれてしまっている人に共通する

注意点は

根元の短くされてしまった毛は

必ず立ち上がって膨らんでくる

ということです。

根元が立ち上がってきてボリュームが出るのに

毛先はペラペラなままなので

この緑の線のように

だんだんと四角くなってきてしまいます。

それを踏またうえでの解決法として

1.パーマでボリュームのあるスタイルにする

少し上の方からパーマをかけて

毛先とトップにボリュームをだして

根元の立ち上がりで四角くなるのをごまかしながら

根元が伸びるのを待つ方法。

それでも毛先のペラペラは完全になくなるわけではないので

根元の厚みとの差をなくすために少しずつ

毛先を伸びた分切って時間をかけて

戻していきます。

2.根元のボリュームの出る部分を縮毛矯正で強引につぶす方法

根元の立ち上がってしまう部分を縮毛矯正で強引に

つぶしていくことで伸びてきてボリュームが

出るのを抑えます。

ただ伸びてきたらまた根元を少し抑えてと

しばらくは繰り返すので

お金と時間はかかります。

ただ絶対的な基本として

両方ともごまかすための施術ではあるので

確実に切って厚みを出す方が根元との差がなくなるという解決を

していくのは早いです。

さて今回の解決法は

やはりあまり切りたくないという気持ちが強かったので

根元を矯正でつぶす方法で行くことに。

最低限切ってもよい長さだけ妥協していただき、

カットにもコツや裏技はあるのですがそこは割愛。

しっかりと根元の立ち上がりに負けないようにカット。

アイロンもなるべく根元をつぶすように入れて毛羽立ちを足るべく出さないように。

さて完成は

毛羽だっていた部分や

根元が立ち上がってきていたボリュームが収まって

扱いやすくなったかなと

なによりご本人も満足していただけたようで

何よりです。

ただ根元との差がなくなっているわけではないので

これから時間をかけてもっと

まとまるようにしていく時間は必要です。

伸ばすのにどのくらいかかるかはこちらの記事も参考になさって下さい。

他の梳かれすぎの記事も良ければ

参考になさってください

ではでは

Stylist

  • 今井 洋人