【美容師が教えるサウナでの正しいヘアケア】髪が痛む?保護の仕方は?サウナと髪に良い入り方を解説します。

【美容師が教えるサウナでの正しいヘアケア】
髪が痛む?保護の仕方は?
サウナと髪に良い入り方を解説します。

 ドラマ化や書籍化、アウトドアイベントなど
近年ますます楽しみ方が増えてきているサウナ。

実は僕もサウナが大好きで、去年ついに
サウナアドバイザーの資格を取得しました。

さてさて、今回はお客様の中にも
いらっしゃるサウナ好きの方へ向けて

美容師目線での、意外と知られていない
サウナでの正しいヘアケアについて
お話ししていこうかなと思います。

もちろんサウナ好きの皆様のための
サウナを楽しむためのヘアケアです。

お時間のない方は、ブログの最後に
まとめましたのでそれだけでもご覧くださいね。

(横浜のコワーキングサウナ。お気に入り施設)

美容師が教えるサウナでの正しいヘアケア

さて、サウナといっても
ミストサウナもあればドライサウナ
テント、ロッキー、イグルーなどなど

実はいろんな種類がありますが
今回は最もポピュラーでサウナ好きの方が
こよなく愛するロウリュサウナにフォーカスして
お話ししていこうかと思います。

ロウリュサウナって?

サウナストーブに水をかけて蒸気を
発生させることでさらなる発汗を促す
フィンランドのサウナ浴法。
初めてだとビックリするほど熱いけど
そのあとの水風呂の気持ち良さは格別。
国内ではアウフグース(ドイツ式ロウリュ)という
タオルで仰がれる熱波イベントが各地の
温浴施設で開催されているので是非。
慣れると本当に気持ちいい。

ちなみに、サウナ好きが選ぶ
今行くべきサウナ施設上位11位
SAUNACHELIN2019
BEST11の温浴施設は全てロウリュあり。
それほどみんなから愛されています。

サウナが髪に与えるダメージは?

“濡れている髪はダメージしやすいから
その状態でサウナの熱と乾燥は髪の大敵。”

こんなイメージをお持ちの方も
多くいるかと思います。

そこで、髪を濡らさないように
洗わないでサウナへ。
という選択もあると思うのですが

サウナ好きな方にとってこの制限は
楽しさ半減かもしれませんよね…。

それに、本当に髪さえ乾かしておけば
ヘアダメージは防げるものなのでしょうか。

サウナの温度と髪のダメージ

サウナ:温度80−90℃ 湿度10−15%

髪の毛は濡れている状態で60℃
乾いた状態で160℃から
熱ダメージを受けはじめます。

なので、60℃を超えるサウナ室は
髪に悪影響なのでは?という
発想になるかと思うのですが

この、髪が濡れている状態というのは
髪の水分量30%。つまり、ビッショビショの状態
のことを指すのでこの熱ダメージって翻訳すると

60℃のお湯に髪を浸した状態のことを指すんですね。

タオルドライしたくらい
(実際にサウナに入る前くらい)の
髪の水分量は19%前後と低く
ある程度の高温になら耐えられる状態に。

(サウナに入る前は髪と身体を拭いてからがマナー。)

ちなみに、乾いた状態の髪の水分量というのは
0%ではなく15%前後

これも、ちょっと意外ですよね。

サウナ温度=髪の温度じゃない

100℃のサウナに入ってもヤケドしないよう
サウナって熱の伝わり方がマイルドなので、実際に濡れた
髪に伝わる温度ってもっとずっと低いんです。

冷静に考えてみれば自分の髪が
濡れた状態で60℃になっていたら
ヤケドしてしまいますね。

(池袋のコワーキングサウナ、ここもすごく良い)

そもそも熱でダメージするとどうなるの?

髪の熱ダメージというのは、
170〜200℃のアイロンを毎日繰り返し
使うことで、髪のタンパク質が硬くなって
パーマの仕上がりやヘアカラーの色に
影響を及ぼしてきます。

サウナ後に感じてるパサつきや
引っかかりなどのダメージ感
とはまた別の感覚です。

ちなみに、余談ですがドライヤーに関しては
髪ってほとんどダメージしないんですよ。

花王のサイトにもこんなことが書いてあります。
とても、わかりやすいのでお時間のある方はリンクから。

ドライヤーの熱によるダメージはほとんどない!!

じゃあ、髪がキシむのはなんで?

一般的には髪のダメージだと感じる要素
というのは単純に手触り。

ヘアサロンでカラーやパーマをした
わけでもないのに
サウナで髪がダメージした。
と感じてしまうのは

その日使ったヘアケア用品の違い
によるものなんです

実際はサウナの問題じゃない

そう、実はサウナでの
ヘアケアで気をつけることは
髪を熱から守ることや

髪の水分量のことではなく

据え置きのシャンプーやトリートメントの質感。

こっちの方がずっと大切なんです。

よくよく考えてみればサウナに
入った人も、入ってない人も同様に
温泉で髪が傷んだ。と感じています。

つまり

サウナで髪って、ほとんど
ダメージを受けてないんです。

さてさて、サウナでのヘアダメージの
本当の原因がわかったところで
いよいよ本題のヘアケアについて。

理想的だけど、ちょっと非現実的なヘアケア

それは、いつものシャンプーと
トリートメントをサウナにも持って行くこと。

けど、それって近所の銭湯ならまだしも
仕事帰りとか、好きな施設を探して
サウナに行く身としてはちょっと面倒です。

浴室内での置き場にも困るし
お風呂から上がったら容器を拭いたりと
手間な上に、荷物も増える。

理想的ではあるのだけど、強要は
できないかな。という印象。

ヘアケアはロッカーに入れておける
アウトバスタイプが断然オススメ!

そこで、僕はサウナに行くときのヘアケアとして
アウトバスタイプのミストトリーメントを
ひとつだけ持って行ってます。

これならロッカーの中に入れておいて
お風呂上がりのドライヤー前に髪に
数プッシュしてからドライ
するだけでヘアケアが完結するので
サウナーの皆さんには、本当にオススメ。

それだけでサラサラの仕上がりになりますよ。

なんやかんやでサウナハットは、やっぱりアリ。

(昭島のサウナグッズ専門店。ここもすごい楽しかった。)

単純に、頭を熱から守ってくれるので
サウナハットもオススメ。

これまでで一度だけ、本当に熱いハードな
アウフグースを体験したことがあるのですが
え、大丈夫?って思うレベルで熱くて
流石にそこまで過酷なサウナだと
髪も少し心配でした。
(そのあとの水風呂は最高)

濡れている髪は常温でも高温でも
デリケート
なのは事実。そんな髪を
摩擦から守るためにもいいですし

サウナは高い場所の方が温度が高いので
サウナハットは理に叶ったアイテム。

(サウナハットにヴィヒタの香りをつけることで
まるでフィンランドサウナにいる気分になることも。
アロマオイルやヴィヒタバッグまであるみたい。)

ちょっとコレをかぶるのは
恥ずかしいな。という方は
タオルで代用しても◎

最近は女性向けに
ターバンタイプのサウナハット
というのもあって、可愛いデザインも
増えてきているみたいです。

ちなみに僕はサウナハットも
普通に使うし、なんなら3つ持ってます。

さてさて、いよいよ結論です。

美容師が教えるサウナでの正しいヘアケアとは

1・サウナで髪は、ほとんどダメージしない。

2・シャンプー、トリートメントが
いつもと違うと手触りに影響がでる。

3・サウナハットはオススメ。タオルで代用可。

4・ミストタイプのアウトバストリートメントが
1番便利でサウナーにはとにかくオススメ。


ということでした。

女性サウナーの方も男性サウナーの方も
サウナ、水風呂、
外気浴を楽しむ際は

髪のダメージはそこまで心配しなくても
良いのだけれど、以上の簡単なことだけ
是非、やってみてくださいね。

これからもオシャレなヘアで楽しく快適な
サウナライフを送っていくための参考に
していただければ幸いです。

(*ハイダメージなどを除く、通常の髪でのことなので
カラーリングやパーマ直後など、髪が特別な状態の方は
担当の美容師さんにも是非、相談してくださいね。)

Stylist

  • 北島 蓉平